コンテンツ型フィッシング詐欺サイト検知手法の問題点とその改善
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コンテンツ型フィッシング詐欺サイト検知手法について、誤検知の原因を分析した結果、3つの問題が見つかった。1つ目は、検索キーワードに認証ページ特有の「ログイン」など、サイト共通の単語により、そのページ特有の単語が少なくなることである。2つ目は、企業名やブランド名などページ特有の単語が画像のため、ページ特有の単語を検索キーワードに加えられなかったことである。3つ目は、検査対象と同一組織が運用している別サイトが検索結果の上位にランキングされたことである。そこで、本研究では、サイト共通の単語を削除し、画像からキーワードを抽出して、検索結果の上位にランキングされたページの運営組織が検査対象のページの運営組織と同一であれば、フィッシング詐欺サイトではないと判定するようにした結果、最大で誤検知率を38.1%改善できた。
Journal
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- 第78回全国大会講演論文集
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第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 565-566, 2016-03-10
情報処理学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572148392448
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- NII Article ID
- 170000163265
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- NII Book ID
- AN00349328
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles