TOFカメラによる手話の言語的特性を考慮した手話認識

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手話の手指動作には3次元の位置や形状の情報が含まれる。従来の手話認識では、それらの情報の取得方法として複数台のカメラを使用する方法などが行われてきたが、これらの方法は装置の複雑化等の問題があった。そのため本研究では、物体の3次元情報を容易に測定することのできるTOFカメラを使用し、手指動作の必要な情報の取得を試みる。また、手話動作は手話音韻学的に手の位置、動き、形の3要素から成り立っているとされている。そのため、これらの情報を手話動作から抽出し、マルチストリームHMMを用いて統合し認識を行う方法を提案する。実験に使用する手話データは選定された手話単語337単語が含まれる500文章を対象とする。

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