効果的なライフログ閲覧のための柔軟な配置と協調表示可能な可視化システム

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  • ユビキタス

Abstract

携帯端末から得られる位置情報やセンサ情報などのライフログを蓄積・解析することで,ユーザの生活習慣分析や行動予測を行うといった研究が盛んに行われている.このような研究を行う際には,センサデータの解析やマイニングプログラムのデバッグといった工程が発生する.これらの工程において研究者はデータを可視化する必要があり,場合によっては可視化システムそのものを開発しなければならず,負担となる.また,既存の可視化システムで複数のデータを可視化した場合,それぞれのグラフが独立しているため,研究者自身がデータの対応付けを目視で行う必要があり,効率が悪い.本研究では,そのような負担を軽減するためのライフログ可視化システムを実装した.このシステムでは,データベースに格納されたデータならば基本的に全て,コードを書くことなく可視化できる.また,時刻を指定できるスライドバーによって複数の可視化結果を協調させ,スライドバーの位置に対する時刻のデータをグラフ上に示すことで,データの対応付けを容易にした.本システムで評価実験を行った結果,より効果的に複数のデータを対応付けできることを確認した.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1050292572154756608
  • NII Article ID
    20001250859
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00079772/
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    conference paper
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles

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