アフォーダンス理論による環境と遊びの関わり(Ⅰ) : 幼児向け木育遊具を事例として
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study of the Relationship between Environment and Play based on Affordance Theory (I) : As a Case study of Wood-Educational Equipment for Young Children
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説明
幼児の遊びは、環境を通して行われる。教師は、幼児の発達に応じて豊かな遊びを意図して環境構成するが、想定外の遊びを始める幼児を観察することがある。設計者の意図と異なる遊びの発生の背後には、環境からの誘いがあると考えられアフォーダンス理論による幼児の遊びを再解釈することを試みた。本研究では、幼児向けの木育遊具での遊びを対象に、アフォーダンス理論の「環境と行為の同時性」に着目し、幼児の遊びを環境と関連づけて言語化を試みた。その結果、環境からアフォードされる幼児の遊びには、自由で自発的であり、行為の可能性を含む発達段階の手がかりを示すなど、新たな環境構成を開発する知見が示唆された。
収録刊行物
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- 鹿児島大学教育学部研究紀要. 特別号
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鹿児島大学教育学部研究紀要. 特別号 1 25-34, 2022-06-13
鹿児島大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292706231158656
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- NII書誌ID
- AA11488539
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- HANDLE
- 10232/00032027
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- ISSN
- 09175865
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- KAKEN