アフォーダンス理論による環境と遊びの関わり(Ⅰ) : 幼児向け木育遊具を事例として

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タイトル別名
  • A Study of the Relationship between Environment and Play based on Affordance Theory (I) : As a Case study of Wood-Educational Equipment for Young Children

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説明

幼児の遊びは、環境を通して行われる。教師は、幼児の発達に応じて豊かな遊びを意図して環境構成するが、想定外の遊びを始める幼児を観察することがある。設計者の意図と異なる遊びの発生の背後には、環境からの誘いがあると考えられアフォーダンス理論による幼児の遊びを再解釈することを試みた。本研究では、幼児向けの木育遊具での遊びを対象に、アフォーダンス理論の「環境と行為の同時性」に着目し、幼児の遊びを環境と関連づけて言語化を試みた。その結果、環境からアフォードされる幼児の遊びには、自由で自発的であり、行為の可能性を含む発達段階の手がかりを示すなど、新たな環境構成を開発する知見が示唆された。

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