育苗環境と施肥および種子の違いがヒノキ実生コンテナ苗の成長に与える影響

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タイトル別名
  • Effects of nursery environment, fertilization and seed characteristics on the growth of Japanese cypress (Chamaecyparis obtusa) container seedling
  • イクビョウ カンキョウ ト セヒ オヨビ シュシ ノ チガイ ガ ヒノキ ミショウ コンテナ ナエ ノ セイチョウ ニ アタエル エイキョウ

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説明

ヒノキ実生コンテナ苗の高品質化および育苗コストの低減を目的とし,育苗中のガラス室の活用,追肥の有無または施肥の種類,および種子のサイズと系統の違いが,育苗における上長成長と肥大成長およびH/D比に与える影響を調査した。播種は春に行った。寒冷期のガラス室利用と追肥により,得苗率の向上とH/D比の低下がみられた。窒素成分の多い肥料をより多く施用することで,得苗率の向上とH/D比の低下がみられた。種子が大きいほど得苗率は高くなった。十分な施肥または種子の選別を行うことで,播種後14か月程度で高い得苗率が得られると考えられた。

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