餌料用微細藻類3種(Chaetoceros calcitrans,Chaetoceros neogracile,Isochrysis sp. (Tahiti Isolate))の屋外培養における低塩分濃度の影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of low salinity on outdoor culture of the feed microalgae Chaetoceros calcitrans, Chaetoceros neogracile and Isochrysis sp. (Tahiti Isolate)
  • ジリョウヨウ ビサイ ソウルイ 3シュ(Chaetoceros calcitrans, Chaetoceros neogracile, Isochrysis sp. (Tahiti Isolate))ノ オクガイ バイヨウ ニ オケル テイエンブン ノウド ノ エイキョウ

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説明

餌料用微細藻類3種(キートセラス・カルシトランス,キートセラス・ネオグラシーレおよびイソクリシス・タヒチ)について,培養水の塩分が屋外培養の安定性に与える影響を明らかにするために,塩分の異なる試験区(100~20%海水)を設定して培養試験を実施した。その結果,3種とも,屋外において比較的幅広い塩分で安定培養ができることが明らかとなり,元種の塩分や植え継ぎ回数等の培養条件を適切に設定することにより,7psu付近の低塩分でも培養ができる可能性が示唆された。このことから,漁業者が実施するサルボウガイの人工種苗生産において,低塩分の中海の湖水を用いた餌料の屋外培養の導入により餌料コストの低減が期待できると考えられる。

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