大径A材丸太の木取り方法と製材及び製品歩止まりの検討

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  • タイケイ Aザイ マルタ ノ キドリ ホウホウ ト セイザイ オヨビ セイヒン ブドマリ ノ ケントウ

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大径材の大断面を活かした横架材としての利用を検討するため、カラマツ及びスギの大径A材丸太から「心持ち梁桁材木取り」、「心去り梁桁材木取り」、「枠組壁工法で利用される210材木取り」の3つの木取り方法を実施した。末口最小径360mmでの木取り可能な各製品寸法を基本木取りとして、あわせて外周部から平割材を製材した。主製材及び主製品歩止りは、210材>心去り梁桁材>心持ち梁桁材、の順番で高くなった。しかし、副製品を含めた全製材及び全製品歩止りでは、木取りによる大きな違いはなかった。大径材から各横架材を主製品として製材し、あわせて外周部から平割材を製材することによって、全製品歩止りはおよそ40%となった。

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