卵胞発育期における顆粒膜細胞の増殖 : そのメカニズムと卵胞成熟に果たす意義

書誌事項

タイトル別名
  • The proliferation of granulosa cells during ovarian follicular development : The regulatory mechanisms and the physiological roles in the acquisition of the ability to respond to ovulation stimuli
  • ランポウ ハツイクキ ニ オケル カリュウマク サイボウ ノ ゾウショク : ソノ メカニズム ト ランポウ セイジュク ニ ハタス イギ
公開日
2020-07
資源種別
journal article
公開者
日本哺乳動物卵子学会

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説明

卵胞発育期に顆粒膜細胞は増殖し,分化することで,卵胞直径は拡大し,排卵刺激に反応する排卵前卵胞へと発達する。細胞増殖の仕組みは,卵胞刺激ホルモン(FSH)により活性化されるcAMP依存的なシグナル伝達系,その標的遺伝子などが詳細に明らかとされているが,細胞分裂に必要なエネルギー生産(ATP合成)機構については不明な点が多い。さらに,なぜ卵胞直径が拡大しなければ排卵刺激への感受性を獲得できないのかは,全くわかっていない。本総説では,顆粒膜細胞はミトコンドリアにおける遺伝子発現とタンパク質合成依存的な呼吸代謝でATPを合成しているというエネルギー生産機構とそのエネルギー生産依存的な細胞増殖によるLhcgrプロモーター領域のDNA脱メチル化について紹介する。

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