採卵養鶏場で発生した鶏アデノウイルスによる筋胃びらん
書誌事項
- タイトル別名
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- Adenoviral gizzard erosion in commercial layer chickens
- 業績ノート 採卵養鶏場で発生した鶏アデノウイルスによる筋胃びらん
- ギョウセキ ノート サイラン ヨウケイジョウ デ ハッセイ シタ ケイ アデノウイルス ニ ヨル キン イビラン
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説明
2017年9月,兵庫県内の採卵養鶏場の1鶏舎(3万羽)で145日齢頃から死亡羽数が増加し,160日齢までの累積死亡率は0.57%(233羽)となった。臨床症状として沈うつ,発育不良がみられ,剖検所見として,筋胃びらんが8羽中6羽でみられた。病理組織検査では,ケラチノイドの疎生化・欠損,筋胃腺上皮細胞の減数や変性・壊死を認め,筋胃腺上皮細胞に核内封入体の形成を認めた。また,免疫組織化学的検査において封入体に一致して鶏アデノウイルス(FAV)抗原を検出した。さらに,筋胃材料のウイルス検査でPCRによりFAV遺伝子を検出し,分離ウイルスはFAV血清型1のグループに位置した。以上より,本事例をFAV感染による筋胃びらんと診断した。対策として,飼養衛生管理基準遵守の徹底および空舎時の鶏舎消毒を指導したところ,その後の続発はなかった。
収録刊行物
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- 鶏病研究会報
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鶏病研究会報 55 (2), 50-54, 2019-08
つくば : 鶏病研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050293191192201728
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- NII論文ID
- 40021979253
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- NII書誌ID
- AN0007252X
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- ISSN
- 0285709X
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- NDL書誌ID
- 029910035
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles