“写しとしてのコンピュータ” KOPACの技術史的意義について
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説明
高橋秀俊編『パラメトロン計算機』(岩波書店)に「PC-1の写しに近いものが防衛大学,工学院大学でそれぞれ作られた」という記述がある.本研究は,1960年ごろより作られ始めた上記のコンピュータに関して調査研究を行なった結果と,「写し」という言葉に関する技術史的意義について論ずるものである.KOPACは,これまでの日本のコンピュータの歴史に関する言及の中では,ほとんど扱われていない電子計算機である.実際に使われていた計算機であるにも関わらず,それについて語られず,史料すら残されてこなかった.本研究は,そのような視点から,コンピュータを再評価するという試みでもある.
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 815-816, 2022-02-17
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602171776
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB