トランザクション履歴を用いた新しいコンセンサスアルゴリズムの提唱

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Bitcoinなどの暗号資産では、取引合意の仕組みであるProof of Work (PoW)において特定のハッシュ値が算出されるまで計算を繰り返す。この計算処理において莫大な電力を消費しており、環境問題への影響が問題視されている。このような方法に代わり、楕円曲線における離散対数問題を用いてトランザクション履歴からブロックの作成者を定める新たなコンセンサスアルゴリズムを探る。トランザクション履歴を用いることで過去のある時点での暗号資産による価値の保有が確定するため、その暗号資産の振興に寄与したと考えてインセンティブを与え、一意なブロックチェーンを作ることのできるアルゴリズムを提案する。

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