トランザクション履歴を用いた新しいコンセンサスアルゴリズムの提唱
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説明
Bitcoinなどの暗号資産では、取引合意の仕組みであるProof of Work (PoW)において特定のハッシュ値が算出されるまで計算を繰り返す。この計算処理において莫大な電力を消費しており、環境問題への影響が問題視されている。このような方法に代わり、楕円曲線における離散対数問題を用いてトランザクション履歴からブロックの作成者を定める新たなコンセンサスアルゴリズムを探る。トランザクション履歴を用いることで過去のある時点での暗号資産による価値の保有が確定するため、その暗号資産の振興に寄与したと考えてインセンティブを与え、一意なブロックチェーンを作ることのできるアルゴリズムを提案する。
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 513-514, 2022-02-17
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602351872
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB