被災地におけるUAVフェリーを用いた適応型情報収集システム
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抄録
既存の通信インフラ機能が喪失した被災地においては、災害対応のために必要な避難所の各種情報収集には代替インフラを利用しなければならない.この代替インフラとしてメッセージフェリー型DTNが期待されている.避難所ごとに情報量は異なるため,効率的な情報収集にはフェリー巡回経路の最適化が必要となる.本稿では,UAVフェリーノードを用い,被災者端末によって構成される避難所内ネットワークから効率的に情報を収集するシステムを提案する。提案システムでは,収容人数などの避難所の環境や被災状況に基づいた 適応的なルートを生成し, 効率的にUAVを巡回させる. シミュレーションで評価を行い,パ ケット到達率と到達遅延時間の向上を示す.
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 413-414, 2022-02-17
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602370816
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00221267/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB