物理ルータの設定をLinuxに適用可能にするトランスレータの提案と試作

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抄録

本論文では,物理ルータの設定をLinuxに適用可能にするトランスレータを提案する.近年,物理サーバ等のハードウェアの仮想化が進む一方で,物理ルータの仮想化は必ずしも進んでいないという課題が存在する.これは物理ルータの設定記法がベンダごとに異なり,その記法を適用できる仮想ルータが存在するとは限らないためである.この課題を改善するため,我々はソフトウェアルータとしてのLinuxに着目し,物理ルータの設定記法をLinux上での設定記法へ変換するトランスレータを提案する.我々は例としてヤマハ社のルータの設定をLinux用に変換するトランスレータを試作し,その評価結果を報告する.

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