Webコンテンツに応じたHTTPプロトコル切替によるページ読込み時間削減手法
この論文をさがす
抄録
Webページ読込み時間の増加はユーザ満足度に影響し,ユーザは読込み速度の遅いWebページから離れる傾向にある.それに対し,Webアクセスを高速化するためにQUICが開発された.しかし,Webページが多数の小さなサブリソースで構成されている場合,QUICがTCPと比べて大きな利点を提供しないことが指摘されている.すなわち,どのような場合においてもHTTP/3が最適なプロトコルであるとは限らない.そこで本研究では,読込むコンテンツ内容に応じて最適なプロトコルを選択することで,Webページ読込み時間を削減する方法を提案する.様々なWebコンテンツにおいて,HTTP/2とHTTP/3の読込み時間を評価し,最適なプロトコル選択アルゴリズムを検討した.
収録刊行物
-
- 第84回全国大会講演論文集
-
第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 317-318, 2022-02-17
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050294020602382336
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00221221/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB