LoRaにおける動的拡散率制御を用いた時分割多元接続に関する研究
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説明
近年、省電力遠距離通信が可能な無線通信規格(Low Power Wide Area)を用いたIoTシステムの開発が行われている。LPWAの一種であるLoRa通信ではMAC層にALOHA方式を用いており、複数ノードによる通信では通信衝突が発生する可能性がある。そこで、通信衝突を防ぐために時分割多元接続方式の適用が研究されている。しかし、低速度なLoRa通信では1ノードに対する通信間隔が大きく開き、システムのリアルタイム性が損なわれてしまう。本論では、既存の時分割多元接続方式をベースに、通信の信頼性と速度に関わるLoRa拡散率の動的制御を用いることで、伝送遅延を考慮した通信方法を考案し検証した。
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 309-310, 2022-02-17
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602383488
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB