自動走行車両搭乗者の予備動作喚起を目的とした映像提示方式

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抄録

自動走行下では、車両の加減速やカーブといった車両の加速度変化を予測しにくいため、自身で運転しているときに比べて、身体が大きく揺さぶられることで不快感が増し、乗り物酔いが起こりやすいとされている。本研究では、その自動走行下での不快感を軽減することを目的として、身体にかかる加速度を前もって搭乗者に知覚させるような映像を提示することで予備動作を促し、身体の揺れを軽減させることを試みた。実験は、電動車椅子とHMDを利用して疑似的な自動走行環境を再現し、あらかじめ撮影した映像に対し、加速度に応じた変換を施した映像を電動車椅子搭乗者に提示するといった方法で行った。

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