健康管理アプリを用いた食事アドバイス提供と行動変容の考察
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説明
生活者に健康管理アプリを通して食事に関するアドバイスを提供し、施策実施前後の食生活・運動・睡眠・意識の変化を検証した。調査は介入群40名、対照群36名の合計76名を対象に、約4ヶ月間にわたり、毎日の食事、活動量、購買情報、気分を取得した。食事に関するアドバイスは、各被験者が入力したデータをもとに保健師が作成した。介入前後の摂取栄養素について変化率を算出した結果、介入群のほうが、カロリー・炭水化物・脂質・塩分・糖質などの摂取量が大きく減少していた。このことから、食事管理を必要としない人に対する強制力を伴わないアプリ上のアドバイスであっても、一定の行動変容をもたらすことが示唆された。
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 9-10, 2022-02-17
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602424576
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB