全方位カメラのための物体検出の一手法
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抄録
以前から,空き巣や盗難被害などの防犯を目的として,防犯カメラに物体検出・認識技術が取り入れ始めている.しかし,一定範囲しか撮影できない防犯カメラでは,死角が生じる問題がある.このため,全方向を一度に撮影できる全方位カメラの利用が期待される.しかし,全方位カメラから出力される正距円筒図法により展開された一般的な全方位パノラマ画像では,特に画像の上部と下部において歪みが大きく,そのままでは物体の検出・認識が難しい.そこで,本研究では全方位パノラマ画像を歪みのない複数の透視投影画像に変換し,各透視投影画像に対して従来からある物体検出手法を適用することで,全方位パノラマ画像における物体検出を実現する.
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 665-666, 2022-02-17
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602459264
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00220963/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB