複雑な論理演算を実現するニューラルネットワークの構成について
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抄録
近年,ニューラルネットワーク(NN)は画像処理をはじめ多くの分野で応用され成果をあげている.NNは教師データを多数学習させることで,基準が曖昧な問題へも適用できるという性質を持つ.一方,論理演算のような基準が明瞭な問題への適用は難しい.本研究では,論理的または代数的な計算を実行するNNの枠組みを模索している.特に現在その中でもビット演算による乗算回路を実現するNNについて検討している.この演算は,多くの層が必要となり内部の収束が難しいと考えられ,各層の重みを同期することで内部の自由度を制限する手法や,NN内部のいくつかの層へ直接信号を入力する手法を提案し検証する.
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 567-568, 2022-02-17
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602465024
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00220914/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB