相乗りを考慮したMin-Max型タクシー配車問題

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抄録

近年、タクシー事業が縮小傾向にある中、タクシー車両を有効活用するために相乗りタクシーが注目されている。相乗りすることにより交通渋滞の緩和、燃料の節約など社会、環境にとって多くのメリットがある。相乗りを考慮したタクシー配車問題における従来の研究では、タクシーの総移動距離を最小化することを目的としていたが、最も長い距離を走ったタクシーの距離(最長経路)を最小化する問題についてはあまり研究されていない。そのため本研究では、最長経路を最小化するために、貪欲法とタブー探索法を組み合わせた手法を提案する。計算機実験の結果、提案手法は従来手法よりも最長経路を削減することができた。

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