開発途上国におけるユーザー・イノベーターによる テレメータシステムの開発と維持管理のための情報の粘着性 ―インドネシアの水文観測実施機関を事例に―

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タイトル別名
  • カイハツ トジョウコク ニ オケル ユーザー ・ イノベーター ニ ヨル テレメータ システム ノ カイハツ ト イジ カンリ ノ タメ ノ ジョウホウ ノ ネンチャクセイ : インドネシア ノ スイモン カンソク ジッシ キカン オ ジレイ ニ
  • Development of Telemetry System by User Innovator in Developing Country and Stickiness of Information for Operation and Maintenance - The Case of Hydrological Observing Organization in Indonesia -

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説明

本研究は、開発途上国のユーザー・イノベーターによる水文観測のためのテレメータシステムの開発というイノベーションにも、これまでの研究で明示されている「期待できる便益」、「情報の粘着性」という促進要因があることを、事例により確認した。そして、選定した事例から、「情報の粘着性」については、ニーズ情報と技術情報の粘着性だけではなく、維持管理のための情報の粘着性が大きく影響していることを明らかにした。選定した事例は、開発途上国であるインドネシアにおいて、公共事業として水管理事業を直営で担う組織(PJT1)がユーザー・イノベーターとなり、水文観測のためのテレメータの開発をしていくプロセスである。

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