書誌事項
- タイトル別名
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- New momentum in the theatrical world in the last years of the Meiji era : A History of Discourse with a Focus on the Liberty Theater
- メイジマツネン ニ オケル ゲキダン ノ シン キウン : ジユウ ゲキジョウ オ チュウシン ト シタ ゲンセツシ
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説明
本稿では,明治末年における劇壇の新機運について再検討する。明治時代の演劇史についての先行研究は多々あるが,そのほとんどは,個別の演劇人,作品,興業などについてのものであった。それに対して,本稿では,演劇の近代化―西洋化がしきりに議論されていた,明治末年の劇壇を対象とした言説を検討対象とする。第1章では,明治時代の演劇史と自由劇場に関する先行研究をレビューすることで,本論のねらいを明らかにした。第2章~第4章では,時期を区切りながら明治末年における劇壇の言説を調査―分析した。この時期の言説上では,第一に西洋劇の上演組織,第二に雑誌の創刊,第三に新しい脚本,第四として帝国劇場の開場,そして最後に象徴劇(気分劇―情調劇)の隆盛を軸に,劇壇の新機運が語られていたことを確認した。第5章では,大正時代から振り返って,明治時代の演劇がどのように語られていたかを分析―考察して,結論にかえた。
収録刊行物
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- 人文学研究所報
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人文学研究所報 (68), 1-20, 2022-09-27
神奈川大学人文学研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294485109823744
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- NII書誌ID
- AN00122854
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- HANDLE
- 10487/00018304
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- NDL書誌ID
- 032401738
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- ISSN
- 02877082
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL