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  • ノルマン セイフク ニ ツイテ

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イギリスの1066年の「ノルマン征服」についての研究はアングロ・サクソン時代からの連続的流れのなかでその特質を捉えようとするグループと、「ノルマン征服」から後に問題を限定して特徴を分析しようとする人びとに大別できる。その研究書については、ここでは挙げることのできないほど数多く出版されており、わが国に於ても同様の傾向を見ることができる。ところで「ノルマン征服」の評価については種々雑多であるが、また研究領域についても変化に富んでいる。<Writs>や<Charter>を中心にして、主従関係・軍役奉仕の実態を分析しようと試みる者や司法制度がどう整備されていったかを研究する者、<Domesday Book>や各種の<荘園文書>などによって所領経営や土地保有の実態の復元を試みる者など多数である。

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