成長マインドセットの視点を取り入れた学級経営の在り方

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説明

本研究は児童の「粘り強さ」を育むために、「人間の基本的資質は努力しだいで伸ばすことができる」と考える「成長マインドセット(growth mindset)」に着目して学級経営の在り方について検討したものである。「成長マインドセット」の視点から児童への学習過程に対するフィードバックを継続して行うことで、担任教師自身が「成長マインドセット」をもって学級経営を行うことができることが明らかになった。それによって学級の児童も変容していくと考えられる。一方で、努力と結果が結びつかないことが長期的に繰り返された場合、児童は「成長マインドセット」をもつことが難しくなる。多様なフィードバックの方法を検討することが必要である。

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