成長マインドセットの視点を取り入れた学級経営の在り方
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説明
本研究は児童の「粘り強さ」を育むために、「人間の基本的資質は努力しだいで伸ばすことができる」と考える「成長マインドセット(growth mindset)」に着目して学級経営の在り方について検討したものである。「成長マインドセット」の視点から児童への学習過程に対するフィードバックを継続して行うことで、担任教師自身が「成長マインドセット」をもって学級経営を行うことができることが明らかになった。それによって学級の児童も変容していくと考えられる。一方で、努力と結果が結びつかないことが長期的に繰り返された場合、児童は「成長マインドセット」をもつことが難しくなる。多様なフィードバックの方法を検討することが必要である。
収録刊行物
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- 宇都宮大学共同教育学部教育実践紀要
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宇都宮大学共同教育学部教育実践紀要 (9), 667-670, 2022-08-31
宇都宮大学共同教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294960530702592
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- ISSN
- 24333506
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- HANDLE
- 10241/00013507
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB