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- 吉村, 誠
- 山口大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The identity and difference between ancient Japanese and Chinese comparative literature : focused on the discription and conception of "Snow"
- コダイ ニッチュウ ヒカク ブンガク ノ ドウイツ ト サイ : ユキ ビョウシャ ト ソノ ガイネン オ チュウシン トシテ
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説明
古代日本文学は中国文化の影響を多く受けている。しかし事物への概念や表現方法が必ずしも中国の影響かどうかは判別しにくいものもある。事物や表現が同様だからと言って影響関係にあるとは一概に言えないからである。そこで本稿では具体的に「雪」の概念や描き方を例にして、その関係を考えてみる。 「雪」が厳冬期の行路難渋や苦寒という意味では当然のことながら一致している。また影響関係は不明であるが、五穀豊穣の予祝的なものという認識は共通している。しかし『万葉集』では「遠い山に降るもの」という概念があり、神の存在する場所に降る神聖なものという認識がある一方で、中国では神仙的な彼岸と区分するという意味があって、ここが本質的に相違が見られる所である。 本稿では宴席を中心とした「雪」については考察していない。このことについては別稿で論じる。
収録刊行物
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- 山口大学教育学部研究論叢
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山口大学教育学部研究論叢 72 327-332, 2023-01-31
山口大学教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050295181679824000
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- NII書誌ID
- AA12810513
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- NDL書誌ID
- 032655231
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- ISSN
- 24333670
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ