会計基準の国際的多様性とその評価構造モデル

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  • An Evaluation Framework Model of Globally Diverse Accounting Standards

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抄録

各国で実際に採用されている会計制度・会計基準は多様である。ガーノン・ミークによれば、1国の会計を形成するのは6つの主要な環境変数であり、それらの変数が産み出す個別的な特徴を基準として、世界の会計は3つの会計モデルに分類することができる。ひとつの会計基準が利用者集団のニーズをみたす「公正妥当な企業会計の基準」として社会的に認知されるための評価構造モデルを考察すると、その起点として会計の本源的機能を評価する真実性基準があるが、実際に評価装置として機能するのは、会計の社会的機能を評価する有用性基準である。

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