16世紀フランスの王令に見る行政の文書化
Bibliographic Information
- Other Title
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- Administration Literacy in 16th Century France
- 16セイキ フランス ノ オウレイ ニ ミル ギョウセイ ノ ブンショカ
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Abstract
type:P(論文)
本論文では16世紀の王令における文書作成に関する規定を検証する。1490年代から16世紀にかけて、王権は長大な王令を繰り返し発布し、王国の司法制度・課税制度をそこに書き表しただけでなく、高等法院その他の裁判所に、王令の文字どおりの遵守、および王令に基づいた判決を命じた。またそれらの王令においては、それぞれの裁判所の判決、公証人の証書類、貴族の名簿、そして教区簿冊といった、文書記録の作成と参照についての規定が増えていく。これを本論では行政の文書化として捉える。16世紀後半のフランスは宗教戦争期にあたるが、文書化の視点を加えることによって、当時の治安行政(ポリス)を含めた行政体制を見直すきっかけとしたい。
Journal
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- 静岡文化芸術大学研究紀要
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静岡文化芸術大学研究紀要 23 1-10, 2023-03-31
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050295568882238208
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- NII Book ID
- AA11576760
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1132/00001778/
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB