奈良県でのタバコカスミカメのゴマにおける発生消長と殺虫剤の影響

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タイトル別名
  • Seasonal occurrence of and insecticide effects against tobacco leaf bug, Nesidiocoris tenuis (Reuter) on sesame in Nara Prefecture
  • ナラケン デ ノ タバコカスミカメ ノ ゴマ ニ オケル ハッセイ ショウチョウ ト サッチュウザイ ノ エイキョウ

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抄録

露地に植栽したゴマにおいて,土着天敵タバコカスミカメは年次や植栽時期によらず,8月以降秋にかけて増加した。また,本種に対する影響が小さい選択性殺虫剤を室内試験で検索し,7種の殺虫剤が本種と併用可能と考えられた。露地ナスにおける害虫カメムシ類防除を想定して,ジノテフラン顆粒水溶剤を7月に散布した場合は,8月以降の本種の増加に影響しなかった。また,本種の発生後の8月に散布したペルメトリン乳剤も,本種の増加に影響しなかった。

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