イワナ0年魚の塩水耐性

抄録

養殖魚の成長促進を図る場合、給餌率を上げて多給餌飼育する場合が多い。しかし、飼育水温や残餌の有無を含めた摂餌状態、飼育魚の健康などに注意して給餌しなければならず、経験に基づく高度な養魚技術が必要となる。近年、ニジマスOncorhynchus mykissの塩水経験による成長促進効果が報告されており、成長ホルモン分泌作用による効率的な飼育が期待されている。一方、在来マスに関連した知見が不足しているため、今回、イワナSalvelinus leucomaenis稚魚の塩水耐性とその馴致方法に関する試験を行った。

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