The quantitative method of free amino acid and fat-soluble pigment of northern sea urchin Mesocentrotus nudus

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  • キタムラサキウニにおける遊離アミノ酸及び脂溶性色素の定量法の検討
  • キタムラサキウニ ニ オケル ユウリ アミノサン オヨビ シヨウセイ シキソ ノ テイリョウホウ ノ ケントウ

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東北大学が肥育したウニについて,遊離アミノ酸及び脂溶性色素の定量分析を行った。1)遊離アミノ酸分析について,前処理方法及び定量方法を検討した。分析結果について,全ての試験区において甘味を呈するGlyが最も多く,肥育前に比べ肥育試験後ではGlyを除くすべての遊離アミノ酸で含有量が有意に増加した。実験区と対照区を比較すると,対照区において旨味を呈するGluだけが有意に多く,苦味を呈するTyr,Val,Met,Phe,Ile,Leuが有意に少なかった。2)脂溶性色素分析について,前処理方法及び定量方法を検討した。ウニ脂溶性抽出物において,エキネノン光学異性体の存在が示唆された。分析結果については,全ての色素において,固形飼料を給餌した実験区で肥育前区と比べ有意に減少した。

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