バイオマス燃焼時の飛灰を原因とするクリンカの防止に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the prevention of clinkers due to fly ash depositions during biomass combustion

この論文をさがす

説明

本研究は,バイオマスボイラーで問題となっている飛灰を原因とするクリンカについて,その防止を目的として,飛灰クリンカを再現する小型燃焼装置を開発し,クリンカ生成防止に有効な化合物を用いた燃焼試験を行ったものである。はじめに,鶏ふんおよび竹を対象としたクリンカ生成防止効果を有する化合物の選定試験の結果,いずれにおいても酸化マグネシウムに有効性を確認した。その後,開発した燃焼装置において燃焼試験を行った結果,酸化マグネシウムを一定量添加することで,クリンカの原因となる飛灰の付着量が減少することを明らかにした。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ