チャ品種‘サンルージュ’の挿し木床での生育

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タイトル別名
  • Growth of cutting plants in the tea cultivar ‘Sunrouge’ in a nursery bed
  • チャ ヒンシュ'サンルージュ'ノ サシ モクショウ デ ノ セイイク

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抄録

農研機構果樹茶業研究部門金谷茶業研究拠点内の挿し木床で,チャの主要品種である‘やぶきた’と種間雑種由来のチャ品種‘サンルージュ’の挿し木苗の生育比較試験を行った。‘サンルージュ’の生存率は95%以上で高く,挿し木床での挿し木で容易に苗を育苗できた。‘サンルージュ’の挿し木苗は切口に過度のカルス形成は見られず,挿し木1年後の苗では木化根が発生し,根の生育は正常であった。‘サンルージュ’の樹高,地上部重,地下部重は‘やぶきた’より小さく,生育は‘やぶきた’より劣ると考えられた。‘サンルージュ’は挿し穂の上位節からの分枝が平均2.6本で,‘やぶきた’より多かった。

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