社会人と大学生の自律的英語学習調査について

書誌事項

タイトル別名
  • On Autonomous English Learning Between Adult Learners and University Students

説明

本稿では、社会人と大学生の自律的な英語学習実態に焦点を当て、4技能のどのスキルを伸ばしたいと考え、実際にはどのような時間配分で何に取り組んでいるかということについて探り、二者の違いについて検討した。社会人、大学生ともに、学習者の英語習得レベルが高くなるにつれて、自律的な学習において4技能をバランス良く学習しているという結果が得られた。また、伸ばしたいスキルと実際の学習割合の差も小さく、バランスの取れた学習をしている傾向が表れた。今回の調査では一定数の社会人の英語上級者の回答を得ることで、英語習得レベルの高い学習者は、自律的な英語学習ができていることが確認できた。また、大学生の中上級者の回答との比較により、英語習得度が高ければ、自律的な英語学習を実践できる学習者に近いということが推察された。

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