法学部の導入教育におけるスチューデント・アシスタント(SA)と教員による協働の試み : 「プレップセミナー」と「法教育演習」

書誌事項

タイトル別名
  • Report on the Collaboration of Faculty and Student Assistants (SAs)in Introductory Legal Education in the Faculty of Law : "Prep Seminar" and "Legal Education Seminar" Courses
  • ホウガクブ ノ ドウニュウ キョウイク ニ オケル スチューデント ・ アシスタント(SA)ト キョウイン ニ ヨル キョウドウ ノ ココロミ : 「 プレップセミナー 」 ト 「 ホウ キョウイク エンシュウ 」

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抄録

法学部では1年次春学期配当の演習科目「プレップセミナー」において、2014年度から先輩学生を新入生の学修支援にあたるスチューデント・アシスタント(SA)として参画させている。そしてSA としてのトレーニングと実践の科目として、「法教育演習」という科目を新設した。これにあわせて、「プレップセミナー」の授業内容は、将来の法学教育の基礎となる知識と技能を教えるべく、共通化を図る「パッケージ・コース」が導入された。こうした過程においては、科目担当教員だけではなく、「法教育演習」の受講生であるSA、ファシリテーションの学内専門部署であるF工房など、多様な立場の人たちが協働し、試行錯誤によって改善を進めてきた。これにより、学修者本位の導入教育の設計・運営に近づくことができているのではないかと考える。また、SA として参画した学生にも、論理的思考力やリーダシップ、積極性などにおいて成長実感が観察された。

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