企業へのアンケート調査結果からみた今後の崇城大学の教育のありかたについて

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タイトル別名
  • The Future of Education at Sojo University Based on the Results of a Questionnaire Survey of Companies
  • キギョウ エ ノ アンケート チョウサ ケッカ カラ ミタ コンゴ ノ ソウジョウ ダイガク ノ キョウイク ノ アリ カ タ ニ ツイテ

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抄録

2021年10月「今後の教育活動の改善に反映させる」ことを目的として、崇城大学学生の採用と本学の就職イベント参加の実績がある企業624社を対象とした就職課企画のWebアンケートを実施した。その結果、本学学生の「汎用的基礎能力」「専門分野の基本的な知識」などDPの習得度について「身についている」と評価した企業は全体の1/3、「専門分野の実践能力」「課題発見能力」「問題解決能力」「論理的思考能力」にいたっては1/4であった。また本学の教育に関しては、「課題解決型教育」「実践的な業務経験教育」「大学と産業界との接続教育」などの実施要望が多かった。これらの指摘は、本学が具体的にどのような教育プログラムを学生に提供し、学生がその成果をどれだけ身につけ、それらを活用できるか、などに対する問いかけであり、大学と実社会とを接続するために重視すべき教育プログラムが求められた、ということである。つまり、本学教育の成果を企業が評価(外部アセスメント)したことにほかならない。それらに応えるための教育プログラムのひとつとして、2019年度カリキュラム上に明確に位置づけた「SOJOプロジェクト教育」の実質的な運用による有効性を述べた。

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