A Study on Housing Cultural Succession and Housing Life Culture Education: Class Practices in Home Economics of Junior High School Using Video Contents of the Traditional House with One Device per Person

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  • 住文化の継承と住生活文化学習に関する研究 ─1人1台端末環境のもとで伝統家屋の映像コンテンツを活用した 中学校家庭科授業の実践と考察─
  • ジュウブンカ ノ ケイショウ ト ジュウセイカツ ブンカ ガクシュウ ニ カンスル ケンキュウ ─ ヒトリ 1ダイ タンマツ カンキョウ ノ モト デ デントウ カオク ノ エイゾウ コンテンツ オ カツヨウシタ チュウガッコウ カテイカ ジュギョウ ノ ジッセン ト コウサツ ─
  • 住文化の継承と住生活文化学習に関する研究 : 1人1台端末環境のもとで伝統家屋の映像コンテンツを活用した中学校家庭科授業の実践と考察

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本研究は,日本の住まいや暮らしの文化を次世代に継承していくために,地域に残る伝統的な住まいを教材化し,住教育に活かすことを目的としている。先行研究で開発した,日本家屋の映像コンテンツを用いて,1 人1 台端末の環境のもとで中学校家庭科の授業実践を行い,学習プリントと授業後アンケート調査による評価を行った。その結果,和室の構成や意匠を伝える360 度カメラ画像は,伝統的な住まいを知るのにわかりやすいとの回答を得た。また,建具の開閉と縁側の動画は,ふすま,障子の開閉の動きと閉めた時,開けた時の違いがわかった,室内で感じる光や音が伝わったとの回答が得られ,日本家屋の空間の可変性や環境調整の工夫を理解するのに役立ったと言える。授業後には,日本の伝統的な住宅について92.5%の生徒が興味関心を持ち,さらに,名称を知らなかった部位の名称の由来や意味,住宅の構造や各部の形状,昔の暮らし方や住宅の洋風化などにも興味関心が広がった。

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