日本語教育実習に関する研究の動向と展望 : 2010年以前を中心に

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タイトル別名
  • Trends and Prospects of Research on Japanese Language Teaching Practice : Focusing on the Period Prior to 2010
  • ニホンゴ キョウイク ジッシュウ ニ カンスル ケンキュウ ノ ドウコウ ト テンボウ : 2010ネン イゼン オ チュウシン ニ

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抄録

近年,日本語教師の資格制度の制定に向けた議論が進んでいる。平成30 年3 月,文化庁から発表された「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)」において,「日本語教師」は養成,初任,中堅の3 段階に区分され,養成の段階から日本語教育実習が「必須の教育内容」と位置付けられた。本稿では,2010 年以前の大学・大学院等で行われた日本語教育実習に関する研究の動向について,それらの研究の背景にある教師トレーニングから自己研修型教師養成へのパラダイム転換の観点から,「実習生(未経験者)と教師(経験者)に関する研究」,「実習プログラムの評価・検討に関する研究」,「教育実習による実習生の変化に関する研究」,「実習生の内省分析に関する研究」の4 つに分けて概観し,残された課題と展望について論じた。

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