学校支援ボランティアを通した学生の学びの可能性

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タイトル別名
  • Possibilities for students learning through school support volunteers
  • ガッコウ シエン ボランティア オ トオシタ ガクセイ ノ マナビ ノ カノウセイ

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抄録

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の子どものへの影響が明らかとなりつつあった2021年3月に熊本市立A小学校から学校支援ボランティアの依頼を受けた。感染が落ち着いた2021年11月に「子どもの言語臨床研究会」に所属する学生によって活動を開始し,11月~12月に8回(延べ30名),2022年6月に4回(延べ11名)のボランティア活動を行った。本研究ではこれまでの活動を振り返るとともに,学生に対するアンケート調査の結果から学校支援ボランティアの意義や課題について検討した。結果,子どもと接する機会が得られること,子どもへの対応を知ることができることが学校支援ボランティアの意義であると考えられた。一方,小学校の先生から具体的な支援内容について事前に情報を得ることや,参加した学生へフィードバックをする機会を確保することが今後の課題であると思われた。

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