3T3-L1脂肪細胞におけるcAMP系によるZHX2遺伝子の 発現誘導機構の解析と標的遺伝子の検索

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タイトル別名
  • 3T3-L1 シボウ サイボウ ニ オケル cAMPケイ ニ ヨル ZHX2 イデンシ ノ ハツゲン ユウドウ キコウ ノ カイセキ ト ヒョウテキ イデンシ ノ ケンサク
  • An Analysis of the Inductive Mechanisms of the ZHX2 Gene Expression in 3T3-L1 Adipocytes and Exploration of the Target Genes

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抄録

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Zinc-fingers and homeoboxes(ZHX)ファミリータンパク質は、N-末端から2つのzinc-fingerモチーフと5つのhomeodomainを有する転写抑制因子であり、ZHX1、ZHX2、ZHX3の3種のアイソフォームが存在する。これらのうちZHX2は細胞増殖関連遺伝子の転写を促進する転写因子nuclear factor-Y(NF-Y)のAサブユニットと相互作用して転写を抑制する。また、多くのがん細胞で悪性度が高くなるにつれてZHX2遺伝子の発現が低下していることが報告されているが、正常細胞での発現や標的遺伝子に関する研究はなされていない。本研究では、正常細胞のマウス3T3-L1脂肪細胞でcAMP系シグナルによりZHX2遺伝子の発現が上昇することを見いだした。

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