好酸球性副鼻腔炎を合併した気管支喘息に対するビレーズトリ経鼻呼出法の効果
この論文をさがす
説明
type:Article
好酸球性副鼻腔炎(ECRS)を合併した気管支喘息にはICS経鼻呼出法が有用であることを示してきたが,ICS/LABA/LAMAの3剤合剤であるビレーズトリも経鼻呼出法が有用かどうかについて検討した.49例においてビレーズトリ経鼻呼出法を開始したところ,副鼻腔CT所見(LMS)が有意に改善し,肺機能(%FEV1.0)と自覚症状(ACT score)も有意な改善が見られた.さらに,ICSを増量するためにビレーズトリにHFA-BDP 400μg/dayを追加したダブル経鼻呼出法が有効な例も存在した.強力な気管支拡張作用とECRS改善効果を持つビレーズトリ経鼻呼出法が有用であることが示された.
identifier:1342-7520
identifier:http://kintore.hosplib.info/dspace/handle/11665/2919
収録刊行物
-
- 三菱京都病院医学総合雑誌
-
三菱京都病院医学総合雑誌 29 (*), 17-22, 2023-01
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050295966950486144
-
- ISSN
- 13427520
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- IRDB