書誌事項
- タイトル別名
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- Present Clinical Issues about Routine Blood Sampling in the NICU <Original Article>
- NICUにおけるルチーン採血の現状と課題
- NICU ニ オケル ルチーン サイケツ ノ ゲンジョウ ト カダイ
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抄録
本研究は, NICUにおけるルチーン採血の現状を調査し, 今後の課題を検討することを目的とした. 調査は構成型質問紙調査とし, 全国115施設のNICUにおけるルチーン採血の実情を記述的に分析した. その結果, ルチーン採血の一般的な状況は, 次のようにまとめることができた. すなわち, 1)採血は午前6時台から9時台までに医師が1人で実施, 2)採血部位は足底や手背で, 部位の選定基準は採血量, 3)採血用具は, 足底の場合はランセットよりも注射針, 手背は23ゲージ注射針, 4)採血部位は温めない, 5)痛み軽減への対処は泣くとおしゃぶりを与える(40%の施設), 6)現状に対して問題や課題があると認識していた. これらの結果から, 採血方法, 足底採血の用具, 痛みの緩和法, 医師と看護師の協力という4側面が今後の課題として明らかになった.
収録刊行物
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- 日本新生児看護学会誌
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日本新生児看護学会誌 13 (3), 18-25, 2007-12
日本新生児看護学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050296265986347904
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- NII論文ID
- 120002182871
- 20001306037
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- NII書誌ID
- AA11269499
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- ISSN
- 13439111
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- NDL書誌ID
- 9321696
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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