電力市場と容量市場における価格のジャンプリスクを考慮した発電容量ヘの投資価値評価について (ファイナンスの数理解析とその応用)

HANDLE オープンアクセス

この論文をさがす

抄録

本研究は,リアルオプション・アプローチを用いて,電力市場価格と容量価格のジャンプリスクを考慮した発電容量投資の評価モデルを構築する。発電事業者の問題は,発電容量から得られる利益の現在価値を最大とする投資時刻を求める最適停止問題として定式化される。定式化された電事業者の間題に対する変分不等式を,有限差分法を用いて数値的に解くことで,投資の閾値を求める。さらに,価格のボラティリティ,ジャンプ強度やサイズ,容量市場への売却割合などに対して感度分析を行い,投資の意思決定に対する示唆を明らかにする。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050296343290009856
  • NII書誌ID
    AN00061013
  • HANDLE
    2433/282971
  • ISSN
    18802818
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

問題の指摘

ページトップへ