全国の特別支援学校における障害のある児童生徒向けの救命講習の実態調査―AEDに関する記述コメントについての計量テキスト分析

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タイトル別名
  • ゼンコク ノ トクベツ シエン ガッコウ ニ オケル ショウガイ ノ アル ジドウ セイト ムケ ノ キュウメイ コウシュウ ノ ジッタイ チョウサ : AED ニ カンスル キジュツ コメント ニ ツイテ ノ ケイリョウ テキスト ブンセキ

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説明

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救命処置においてAEDは重要な役割を持っている。全国の特別支援学校における障害のある児童生徒に対する救命講習の実態調査を施行した際に、学校の担当者の方に、障害のある方にとってのAEDについてどう思うかについて自由記述をしていただき、その定量テキスト分析を行った。AEDの機器そのものに対しては「聴覚障害のある方には文字による表示で情報を指示する」、「音声ガイドの手順だけではなくボタン操作などを視覚で分かるようにする」ことがあげられた。AEDを含めた救命講習については「準備に事前学習をすすめること」、「校内における実際の場面を想定した実習を行うこと」、「全員が体験できるように少人数のグループで実施すること」、「講習時に校内の設置場所を説明する」ことがあげられた。今後、AEDの機器についてユニバーサルデザイン化が望まれ、それをふまえた体系立てたプログラムが必要と考える。

収録刊行物

  • Iris health

    Iris health 21 11-17, 2022-12-31

    愛知教育大学健康支援センター

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