Possibility of sea-drift dispersal ability by animal-dispersed fruits

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  • 1-4-8. 動物被食散布型果実における海流散布の可能性

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奄美大島や鹿児島本土に生育する18種の動物被食散布型の植物について、果実の海水浮遊能力と海水浸水後の種子(胚)の活性状態を調べることで、海流による種子散布の可能性を評価した。その結果、イヌガヤは海水浸水後30日目でも50%以上の果実が浮遊し、種子に高い活性が維持されたことから、他の対象種よりも海流散布能力が高いと評価された。他の多くの種では、海水浸水後30日目に果実の浮遊能力が失われたが、種子の活性が高いことから、ラフティングによる海流散布が可能であると推測された。

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