うつ病と持続性抑うつ障害に対する援助の必要性に関する認識の差異

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説明

本研究では,持続性抑うつ障害における援助要請に関する意思決定の実態を明らかにす ることを目的とした。スノーボールサンプリングによって抽出された108 名に対して,う つ病,持続性抑うつ障害,健常者に関するエピソードを2 事例ずつ計6 事例提示し,その エピソードに該当する人物が他者・知り合い・自分自身であった場合の援助必要性認識に ついてたずねた。その結果,エピソード該当人物が知り合いであった場合において,持続 性抑うつ障害に対する援助必要性認識が低下することが明らかになった。

収録刊行物

  • 信州心理臨床紀要

    信州心理臨床紀要 22 94-102, 2023-06-01

    信州大学大学院総合人文社会科学研究科心理教育相談室

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