「民族服」と「国服」、期待と奮起 : 21世紀中国人の服装意識変化の研究

書誌事項

タイトル別名
  • 「ミンゾクフク」 ト 「コクフク」 、 キタイ ト フンキ : 21セイキ チュウゴクジン ノ フクソウ イシキ ヘンカ ノ ケンキュウ
  • "Folk clothes" and "National clothes" : expectations and inspirations : A study on changes of Chinese consciousness about clothing in the 21st century

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説明

21世紀に入って後、中国の服飾文化には、明らかな変化が見られた。西洋化が進むと同時に、逆に民族服の存在を肯定しようとする勢力が徐々に強くなった。そこでは、新しい民族服の制作に取り組み、古いデザインを復興しようとする動きが見られた。「民族性」という表現とその意識を固定化しようとする動きは、次第に活発化していく。本論は、「新唐服」、「漢服」、中山服と旗袍に関する動きとその原因、社会に存在する「民族服」或いは「国服」に対する期待を掘り起こすための奮起及び各種行動の効果を検証し、一連の動きの裏にある服飾意識の変化を捉え、服飾の変化を動かすイデオロギーの力を考察する。

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