利用者誘引型低遅延MaaS基盤のための経路利用得点算出方式の実装
抄録
近年注目されている Mobility as a Service(MaaS)は,Society5.0 における社会課題の解決に活用できる.MaaS の活用によって解決できる社会課題としては,ラストワンマイルの提供だけでなく,都市部における公共交通負担の低減,地方における交通過疎への対応,観光地での交通渋滞緩和と地域経済活性化などが考えられる.これらは安心生活につながる一方で,MaaS の効率性および利便性を低下させ,MaaS 普及の技術課題となっている.すなわち,社会課題解決につながる移動方法(移動手段や移動経路等)を即座に把握し,利用者がその移動方法を選択するように行動変容させる(誘引する)技術が確立されておらず,社会課題解決に向けた MaaS 基盤を実現できなかった.本研究では,移動方法(移動手段や移動経路等)のインセンティブとして利用できる MaaS マイルを提案し,利用者誘引型低遅延 MaaS 基盤を構築し,各プレーヤー(サービス提供者,利用者など)の利益を考慮した様々なケースで利用者誘引が可能な経路利用得点を算出するための MaaS マイル計算アルゴリズムの実装を実現する.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集
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マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 273-280, 2023-06-28
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050297582267010560
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00227964/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB