博物館自動デジタルアーカイブのための意味的進入不可区域の推定

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抄録

博物館の自動デジタルアーカイブを目指して,自律走行ロボットを用いた施設内の自動三次元スキャンシステムの開発を行なっている.LiDARや深度センサを用いることで,未知の空間におけるロボットを自律走行は一般に可能であるが,博物館では展示物の安全性の観点から意味的に進入禁止を示している場所があり,それらの場所への侵入を回避する制御が求められる.本研究では,センサによる物理的な進入可否だけではなく,画像認識を用いて意味的進入禁止区域を推定し、安全に走行可能かつ施設内の3次元スキャンに必要な経路を推定する手法の開発を行なった.

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