大学の就職先に着目した学問の興廃分析

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抄録

人工知能は飛躍的な進歩を遂げており,労働力の一部として期待されている.一方で,労働力が人工知能へ代替される産業に人材を輩出できなくなる可能性がある.この影響は大学にも及ぶ.私立大学においては,年々大学数が増加しているのにも関わらず,少子化により新規入学者数が減少している現状にあり,定員に満たない大学の増加が問題となっている.これらのことから,大学は生き残り戦略を考える必要がある.そこで,本研究は各大学の就職先に着目し,各職業の興廃から,どのような学問がなくなりにくいのかを分析する.偏差値や文理区分など,各大学の学科で学べる学問を多面的に分析することで,大学の生き残り戦略の発展に資することを期待する.

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