野菜栽培における限定的なセンサデータを活用した生産管理の実践

情報処理学会

この論文をさがす

抄録

近年、センサで集めた日射量、気温などの環境データを解析することで、効率的に栽培管理するスマート農業が進められている。しなしながら、正確なセンサデータの入手には、大量のセンサを導入する必要があるため、多額の費用がかかってしまう。そこで本研究では農家の方々が導入しやすい、少数の簡易的なセンサのデータを基にして、生産管理支援を行う。具体的には、センサから得られた気温、積算日射量を環境データに、２週間分の収量を収量データとして、収量予測モデルの開発を行うことで、人員配備の計画や販売計画の作成の支援を行う。また、センサデータをもとに農業資材の効果検証を行い、圃場に合った低コスト栽培を実現する。

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ